サッカー・長友の話

個人的にサッカーやってるもんで、どうしても気になったので書いてみた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000305-soccerk-socc

現在、欧州CLが決勝ラウンドに進んでいて先日、準々決勝でインテルvsシャルケ04の2ndレグが行われた。

1stレグでは2-5でシャルケが勝利しており、準決勝に進むには2ndレグでインテルが4点差以上で勝たなければならなかった。

結果はご存知のとおり1-2でまたもやシャルケの勝利。

番狂わせ感は否めないけど、別に不思議でもなんでもない。

組織的サッカーをしたシャルケと、個人技中心のインテル

どちらが勝者になるのかは自ずと見えてくるもの。

で、驚いたのはリンク記事にもあるように、その試合で一番走ったのは日本代表でも大活躍中の長友。

サイドバックというポジションにいるので上下の移動が非常に多くなる。

が、シャルケではなんと走者1位がラウールでw

現在、彼は33歳。元スペイン代表選手で、天下のレアル・マドリーに在籍した経験ももった

超一流選手である。

彼と長友とは9歳離れているわけですよ。でも走行距離にしてわずか90mしか変わらない。

サイドバックである長友が長距離を走ることは理解できてもFWとして使われているラウールが長友とほぼ変わらない距離を走っていることがすごく驚きなわけですよ。

で、一番言いたいことは何かと言うと

「長友が今後、年を経るに連れてどの程度今と同じコンディションを保てるか」ということです。

彼が現在、クリスティアン・キヴの代役としてスタメンを張っている状態で

地元紙では最近の長友の活躍が絶賛されているので、もしかしたらスタメンとして継続起用なんてことも

有り得そうなんだけど、結局のところ評価されているのは残念ながら技術ではなくその走力にあるとおもう。

先程から言っているように、長友の走力・スタミナは日本代表はもとよりトップクラスのチームでも

1位を取れるほど走っても走っても衰えない体力が魅力で、特に試合終盤で接戦なんかだとDFのスタミナ切れ

からピンチで逆転されたりってことも十分ありえるそんな状況であっても

長友の場合はある意味安心して見ることが出来る。

けれど、彼が年を取ってきたときに今と同じだけ、あるいは同じくらいの距離を変わらずに走り続けることが出来るのかどうか、これが彼にとって今後の選手生命をきめる一手になることは間違いないと思った。